AI健康アプリ「カロママ プラス」を活用した企業健保向けサービスの新プランインセンティブ付きオンライン特定保健指導の提供を開始健康保健組合の“悩みの種”「特定保健指導の参加率向上」に貢献株式会社リンクアンドコミュニケーション(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:渡辺 敏成、以下 当社)は、特定保健指導の参加率向上の一助となるよう、「初回面談を受けた全員にインセンティブを付与するプラン」の提供を新たに開始しました。■特定保健指導の実施状況当社主催の健康経営Webセミナーに参加いただいた企業/健康保険組合さまのアンケート結果から、健康無関心層へのアプローチに課題を感じている企業/健保さまが多いことが分かりました。特に「特定保健指導の実施率が低い」「国が掲げる実施率の目標達成のための具体的なアプローチが検討できていない」といった、特定保健指導の実施率の悩みが多く寄せられました。実際、厚生労働省公表の2019 年度の特定健康診査・特定保健指導の実施状況報告には、「2019 年度の特定健康診査受診者のうち、特定保健指導対象者は17.4%」であり、「特定保健指導対象者のうち、終了者は 23.2%」であることが記載されています。実施率は年々向上していますが、国が掲げている目標値「実施率45%以上(※1)」にはまだまだ及んでいないのが現状です。 ※参考:https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000755573.pdf※1:「特定健康診査等実施計画作成の手引き(第3版)」にて定められている、2022年度までの保険者全体の特定保健指導実施率の目標https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000173539.pdf■インセンティブ付きプログラムの開発経緯オンライン特定保健指導に取り組んでいる当社では、”特定保健指導を受ける側の方々”からのリアルな声に着目することで、実施率向上の糸口を見出すことができると考え、特定保健指導対象者400名にアンケート調査を実施しました。 <特定保健指導の対象者の声>Q.どんな特定保健指導だったら受けたいですか?「インセンティブがもらえるプログラム」との回答が、最も多い結果となりました。 上記をふまえ「初回面談を受けた方にインセンティブを付与するプラン」の開発を決定しました。■“リンクアンドコミュニケーション流“インセンティブ付きオンライン特定保健指導とは?当社は2021年7月に、AI健康アプリを活用したオンラインカウンセリングシステム「カロママ オンライン」をリリースし、オンラインカウンセリング事業に本格参入しました。当サービスは「指導員とAIを組み合わせたハイブリットな指導」が特徴です。指導員との対人コミュニケーションに加え、アプリに記録したライフログデータをもとにパーソナルAIから健康アドバイスが届くため、24時間365日体制で対象者の健康をサポートすることができます。今回、特定保健指導の参加率向上に向けて、「初回面談を受けた全員にインセンティブを付与するプラン」の提供を開始しました。現在は、ローソンで使えるお買い物券500円分をインセンティブとして提供しているほか、健康面を考慮した買い物に繋がるよう「コンビニで、どのように食事を選ぶべきか」を記載したシートも配布しています。インセンティブを対象者に提供することで、健康アドバイスを受けたあとに行動/体験しやすい状況ができ、“自分ごと”として考えるきっかけになると想定しています。また生活場面での活用を想定した当インセンティブプランは、保険者がリーチしづらい被扶養者や国保加入者への参加勧奨にも有効であると考えています。 実際に当プランをご利用いただいた内田洋行健康保険組合のご担当者さまから、コメントをいただきました。カロママ プラス自体のファンもいますが、今回のインセンティブが一層、対象者の申し込みの後押しになったと思います。また、身近な店舗で使えるクーポンや『コンビニ活用法』で、ちょっとしたことで健康につながることが意識できるようになったと思います。また、当プランをご利用いただいた他の健康保険組合さまに関しても、プラン導入前と比べて、申し込み者数が増加した実績がございます。今後も当社では、参加率向上および対象者の健康づくりに寄与するようなインセンティブ内容を検討するとともに、有用な特定保健指導のプランを考案し、提供してまいります。